お好み焼を作る時はいつも少し緊張してしまう

賞味期限が切れそうな生卵が7個あったので、それらを使ってしまおうレシピはこれしかない。という事で、久しぶりにお好み焼きを作った。夫が幼かった頃、実家ではお好み焼屋を経営していたそう。だから、家で作る時、少しばかり緊張してしまう。スーパーで買ってきた新鮮なキャベツ2分の1個。長ネギ3本。天かす。青さ。削り節。生むき海老、むきあさり、豚肉。具のバリエーションはこれくらいで良いか。今回は、先に小麦粉を水で溶かない方法を選んだ。なぜかというと、他の具材から水分が出て、生地が緩むので、小麦粉をあまりドロドロにしない方が良い、と思ったから。なのでひょっとして、これはお好み焼ではなくキャベツ焼って呼んだ方が正しいのかもしれない。キャベツをメインに、幾つかの具を、小麦粉とお水で絡ませて、散らない程度の硬さに焼く。こうすると、粉を食べてる、というよりは、キャベツを食べてる、という感覚に近い。途中、夫が、端で焼いていたさつま揚げを丸ごと、お好み焼に乗せる、という暴挙に近い行為に出た。でも元、お好み焼屋のせがれなので、黙認しておいた。私もチューハイを飲んで、ほろ酔いで作っているので、何もかもが適当だ。さて、毎度の事ながら味に関しては夫から及第点がもらえない。もちろん、「美味しい」だけども家庭の味。なんだって。やっぱりお店で出すあの味には勝てないよね、ってわかっちゃいる。生前、義母に粉の配合やら入れる物やら聞いておいたら、あの味も夢ではなかったのか。残念ながら、義母はそれを思い出すのには年をとりすぎていたため、それを聞き出す事は不可能だった。夫は「もっと卵を入れろ!」といつも言う。でも、卵をたくさん入れるとただただ、生地が緩くなるばかり。「私は、だしの問題だと思うね」なんて。議論しながら焼いて食べるお好み焼だって悪くはない。ちなみに、生食用のサーモンとチーズを入れた一枚は、バツグンに美味かった!だしが入ってなくても、これはこれで良いじゃないか。でも、夫が昔、愛してた味はどこのものより一番美味しかっただろう。再現できないからこそ、心に深く残る。それもなんだか、素敵な事のように感じた。ミュゼ キャンペーン 980円